中2English Camp第3日目
2022.08.17
月曜から始まったキャンプも今日で最終日となりました。午前中はグループプレゼンテーション本番に備えて教室でのリハーサル及び講堂で実際にスライドを投影しながら壇上での立ち位置・発言のタイミング・マイクの音量など細かい確認を念入りに行っていました。僅か3日間のキャンプでしたが出来上がったスライドは御指導いただいた先生と生徒諸君の共同作業の果実だと強く感じました。平日にもかかわらず午後の発表に合わせて多くの親御さんもご来校下さり最終成果を御覧いただきました。本番では原稿を見ないで一人当たり最低3文は発言する、グループ全体で5分以内で終わるようにするという条件が課されます。一見簡単なルールのように思えますがリハーサルをする度に修正点が出てきて微調整を繰り返していきます。フィールドワークで得た情報を全て盛り込むには時間が足りずエッセンスを凝縮しなければなりません。どのグループの発表も質が高く新たに知ることが含まれていて興味深く聞くことができました。生徒諸君は今後英語でプレゼンをする機会は何度となくあるはずなので今回の経験をぜひ活かしていただきたいと願っております。閉講式では各種表彰後にお世話になった先生方から講評をいただき、生徒諸君から感謝のメッセージを書いたカードが手渡されました。アイキャッチの画像はこの時の風景です。以下、発表順に各グループの発表風景を簡単にご紹介します。(グローバル教育部)
早稲田近辺の古書店をテーマにしたグループです。大学受験生にはお馴染みの赤本を扱っている書店では合格祈願のお守りステッカーを配っているそうです。これは店主さんにインタビューできたからこそ得られた情報でフィールドワークの成果を感じ取ることができました。
高田馬場・早稲田エリアのエンターテイメントをテーマにしたグループです。聞く側の興味を引くためにクイズ形式にしていた所が他のグループには見られない工夫でした。「神田川」のメロディーも懐かしかったですね。
高田馬場とアジアの関係を調べたグループです。レストランだけでなく語学学校についても言及していました。大久保もそうですが高田馬場も様々な文化が融合したダイバーシティ溢れる街であることが分かりました。
手塚治虫と高田馬場の関係を調べたグループです。本名は「治」なのになぜペンネームは「治虫」となったかよく分かりました。音声や動画を効果的に使っている点も高く評価されました。
高田馬場・早稲田エリアと伝統工芸について調べたグループです。本校に長年勤めていて近隣のことはある程度知っているつもりでしたが、昨日ご紹介した木組みや今回の染め物に関する小さな博物館が存在することは知りませんでした。初めて知ることをたくさん教えてもらいました。
早稲田エリアに住んでいた夏目漱石について調べたグループです。フィールドワーク当日は月曜日であいにく関連施設が休館日で入場できなかったというハンディはありましたが、施設の外で撮影できた写真とインターネットで調べたことを組み合わせて発表しました。夏目漱石と正岡子規が性格は異なるのに生涯の友となったいきさつが興味深かったです。
高田馬場という地名の由来について発表したグループです。「たかた」と「たかだ」という表記が混在するとは知りませんでした。現代の感覚からすると新宿に馬がいたとは信じ難いことですが、「馬場」という名前はやはり馬と関係があることも分かりやすく発表していました。